コラム

暖かい時期に注意しましょう

ワンちゃんについて
陽気は徐々に暖かくなり、フィラリア予防の時期が始まりました。フィラリア症は、蚊によって感染し、心臓病をひきおこす怖い病気です。
フィラリアが感染したとき、顕微鏡で見ないとわからないほど小さい幼虫ですが血液を食べて成長し、心臓に住みつく頃にはミミズくらいのサイズまで大きくなっています。それがからみあい、心臓につまったときに心不全をひきおこします。症状はワンちゃんによって差はありますが、軽い場合ですと咳をし、運動を嫌がるようになります。最もひどい状態では、突然の失神、血色素尿をし、処置が遅れれば死に至ります。
このように、恐ろしい病気ですから、予防するにこしたことはありません。蚊が見られるようになってから予防をし始め、蚊がいなくなってから一ヶ月後まで毎月続けます。

 

ネコちゃんについて
暖かい日が増え、すごしやすくなってきました。
現在、ネコちゃんはワクチン接種により5つの病気を予防できるようになりました。適切なワクチン接種により感染しても発症しないように、また発症しても軽症ですむようにすることができます。
しかし、猫エイズや猫伝染性腹膜炎は発症すると致死率の高い伝染病ですが、ワクチンはありません。
感染の恐れがある他の猫との接触を避けるために外に出さないように生活をさせましょう。