どうぶつのセンター病院

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犬:玉ねぎ中毒 猫:中毒 フェレット:異物|川口市の動物病院なら、どうぶつのセンター病院にご相談ください。犬、猫、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモット、シマリス、プレリードッグなど幅広く診療。

コラム

犬:玉ねぎ中毒 猫:中毒 フェレット:異物

ワンちゃん「玉ねぎ中毒」
玉ねぎや長ネギなどのネギ類をワンちゃんが食べてしまうと赤い尿が出て元気が無くなってしまうことがあります。玉ねぎ、長ネギ、にんにく、ニラ、ノビル、ラッキョウなどに含まれている有機チオ硫酸化合物が赤血球に作用して赤血球にコブを作ります。このコブが脾臓で引っかかり、赤血球は壊れてしまいます。大量の赤血球が壊れると赤血球の中に含まれるヘモグロビンと言われる赤い色素が大量に放出されます。大量に放出されたヘモグロビンは体の中で代謝しきれずに、おしっこに赤い色素が出てしまいます。これを血色素尿と言います。この赤い尿は膀胱炎の時に見られる血尿とは違います。膀胱炎の時は頻尿を伴いますが、玉ねぎ中毒の時の血色素尿は頻尿を伴いません。さらに、赤いおしっこを静置しておくと膀胱炎での尿は赤血球が下に沈みますが、玉ねぎ中毒の時の血色素尿では赤血球が沈むことがないのでいつまでも赤い尿のままです。玉ねぎ中毒は血色素尿だけでなく、赤血球が溶けてしまうため軽度から重度の貧血も起こします。貧血の度合いは食べた玉ねぎの量とは関係がありません。これは玉ねぎのエキスを含んだ液体を一口飲んだだけで重度の貧血になる場合があれば、玉ねぎ1個食べても症状が出ないこともあります。犬種にっよっても差があり、日本犬には出やすい中毒であることも分かっています。どのワンちゃんにどの程度の中毒が起こるかわかりません。玉ねぎなどを含む食品には十分注意が必要です。そして、ワンちゃんが玉ねぎを食べてしまったときは出来るだけ早く病院においで下さい。

 

 

猫ちゃん「中毒」
人が平気で食べている物でも、猫ちゃんにとって有毒となり命の危険もある食べ物を知っていますか?玉ねぎ中毒やチョコレート中毒は比較的有名なので知っている人も多いかと思います。玉ねぎ、ニラ、ニンニク、エシャロット、ラッキョウなどのネギ類は赤血球を破壊し、腎障害や血尿、衰弱などを引き起こします。ネギ類と一緒に調理した肉や魚などの食べ物も危険です。

 

チョコレートは中枢神経を刺激し、異常に興奮したり、摂取量によっては痙攣等をおこし死亡します。ビターチョコレートなどハイカカオのものほど危険です。他にレーズンやブドウが嘔吐、下痢を引き起こし腎不全をおこしたり、アボカドが嘔吐、下痢を引き起こしたりします。このように、食べ物には猫ちゃんに与えてはいけないものもありますので注意しましょう。

 

 

フェレットさん「異物」
フェレットさんはとても遊び好き。好奇心旺盛で、いたずらで、元気いっぱいに走り回り、おもちゃに戦いを挑んだり…。そんなかわいいフェレットさんですが、この性格が病気を引き起こすことがあります。それは、異物の誤食です。フェレットさんは身の回りにあるものをいろいろ齧って遊びますが、その時、齧った異物の破片を飲み込んでしまうことがあります。破片が小さければ便と一緒に出てくることもありますが、大きいと胃や腸に詰まってしまい、大きな問題を引き起こします。

 

異物が詰まってしまうと、元気や食欲がなくなり、下痢を起こします。吐き気による涎や、顔を気にする仕草、また便が出にくかったり、小さく、細くなることもあります。異物が小さい場合は、点滴や鎮痛剤を使って体調を整えながら、異物を流れやすくする薬で便と一緒に出す治療が行われますが、大きなものだと、外科的に異物を取り出す手術が必要になります。

 

この病気を避けるには、とにかく、齧って飲み込むと危険なものを周囲から取り除くことです。ゴムのような歯ごたえを好む子が多いので、フェレットさんを遊ばせるときは、齧られそうなものは片付けましょう。タオルなどの布類も、噛み千切っていないか注意が必要です。また、ケージから出して遊ばせているときは、フェレットさんが今何で遊んでいるのか、十分注意しましょう。

 

異物の誤食は若いフェレットさんで多く見られ、年とともに減少します。一方、高齢のフェレットさんでは、自分の毛を飲み込むことによる消化管閉塞が起こりやすくなります。定期的に毛玉除去剤を与えたり、こまめにブラッシングをして抜け毛を取り除くことで予防してあげましょう。

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