コラム

ワンちゃんの認知症(痴呆症) 猫:甲状腺機能亢進症 ウサギ:「涙」

ワンちゃんの認知症(痴呆症)
近年、ワンちゃんの病気への飼い主さんの意識の高さや、医療の発達に伴いワンちゃんの寿命は長くなっています。それに伴い高齢を迎えるワンちゃんも増えてきました。ワンちゃんの高齢化に伴い出てくる問題の1つに認知症(痴呆症)の問題があります。認知症(痴呆症)は脳の機能が低下することによって生活に影響する様々な症状が出ます。飼い主さんにとって最も分かりやすい症状は徘徊と夜鳴きでしょう。認知症(痴呆症)には様々な犬種がなりますが、特に多いのが柴犬や日本犬、およびその血統を受け継ぐ雑種に多く見られます。認知症(痴呆症)は10歳以上のワンちゃんでみられるようになり、認知症(痴呆症)の症状は徐々に進行します。ワンちゃんが認知症(痴呆症)になると今まで出来たことができなくなったり、とても頑固になったり、さらに飼い主さんを困らせる問題行動を起こすようになっていきます。飼い主さんを困らせる行動には「夜鳴き」「トイレの失敗」「頻回のトイレ」「言うことを聞かない」「無駄吠え」「咬む(攻撃行動)」「異常な食欲」などが挙げられます。これらの症状の発症を遅らせる、または進行を遅らせるために家でできることは「脳に刺激を与えること」です。例えば知育を行うのも1つの方法です。数種類のおもちゃを使って遊んだり、さらに散歩コースを一定にしない、たまには少し遠くへお出かけして違う空気を吸わせてみるのも良いことです、また体をよく触ってあげるなど様々な方法で五感に刺激を与え脳の機能低下を防ぎましょう。現在、認知症(痴呆症)の症状は無いが、症状が出る可能性が高い血縁のワンちゃんは新しいワンちゃんを飼うのも1つの方法です。新しいワンちゃんを導入する事によって先住のワンちゃんが張り合って若返る刺激になる事があります。しかし、認知症(痴呆症)は必ず進行します。この進行する症状をさらに緩和するお薬が病院にはあります。そして認知症(痴呆症)のための様々アドバイスもできます。うちのワンちゃん大丈夫かな?と思ったら病院へ迷わずおいで下さい。

 

猫ちゃん「甲状腺機能亢進症」
涼しく過ごしやすい季節となりましたが、お宅の猫ちゃんは元気にしていますか?よく食べ元気もあるのに痩せていたりしていませんか?すごくよく食べるのに痩せてきたりしていませんか?すごくよく食べるのに痩せてくるという症状が出る病気の1つに甲状腺機能亢進症があります。甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で代謝が異常に更新するため、エネルギーを大量に使ってしまい食べても太れず痩せてしまったり、心臓の負担が大きくなりやがて衰弱してしまう病気で。初期は元気もありよく食べるので発見が遅れてしまう事があります。日頃から猫ちゃんの体をよく触ったり体重を測定したりして変に痩せてきてないかチェックし10歳以上の猫ちゃんで多くなるので特に注意しましょう。おかしいと思ったら早めに病院へおいで下さい。

 

ウサギさん「涙」
ウサギさんの目の周りが汚れていたり、眼の周りの毛が固まっていることはありませんか。もしそのような状態が見られたら注意が必要です。

 
目の粘膜で細菌が増殖すると、粘膜が赤く腫れあがり、涙が増えたり膿が出たりします。痒みや痛み、不快感が生じますので、ウサギさんは眼をしょぼしょぼさせたり、前足でしきりに顔をこするようになります。このような場合、結膜炎が疑われます。細菌感染が原因であることが多く、抗生剤の点眼が主な治療になりますが、腫れがひどいときには消炎剤も使います。結膜だけでなく、角膜にも障害があると、より強い痛みやしょぼつきがみられますので、その場合には飲み薬を併用することもあります。

 
一方、涙が多くみられるのにウサギさんは不快感もなく、しょぼしょぼもしていないことがあります。この場合は、涙が流れる管が詰まっている可能性があります。正常な場合、作られた涙は眼の粘膜の内側にある管(鼻涙管)を通って排泄されます。ところが、この管が病気により詰まってしまうと、涙が排泄されなくなるためあふれ出し、眼の周りが濡れるようになります。鼻涙管が詰まる原因としては色々ありますが、上の奥歯の歯根の伸びすぎや炎症によって起こることがあります。鼻涙管の中に管を通し、詰まっているものを流し出せれば症状は改善しますが、歯に原因があるため、繰り返すことも多い病気です。鼻涙管が詰まることによるウサギさんの不快感は少ないようですが、目の周りが濡れることによって、皮膚炎が起こることがありますので、この病気になってしまった場合は眼の周りを常にきれいにしてあげると共に歯の治療が必要になります。

 
ウサギさんは人間のように、悲しくて泣くということはありません。目の周りがいつも濡れている場合、それは何かの病気が原因です。早めに病院で診察を受けるようにしましょう。