どうぶつのセンター病院

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ハリネズミさん 「ハリネズミの抜針」|川口市の動物病院なら、どうぶつのセンター病院にご相談ください。犬、猫、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモット、シマリス、プレリードッグなど幅広く診療。

コラム

ハリネズミさん 「ハリネズミの抜針」

ハリネズミの背中には約5,000本の針があるといわれています。針は爪や被毛と同様ケラチンというたんぱく質から作られています。
針は長い場合約18ヶ月で抜けて生え変わります。また頭頂部の真ん中には針は生えておらず、真ん中分けをしているような生え方をしています。

 

ハリネズミはデリケートな動物なので、病気やストレスに対して針が抜けることがあります。代表的な原因にはストレス、アレルギー、疥癬症、炎症、栄養不足などです。
騒音や匂いと言った環境の変化に敏感なハリネズミはストレスを受けやすい生き物です。ストレスを受け続けると「10円ハゲ」のように針が抜けてしまう場合があります。
ハリネズミは針葉樹にアレルギーがあると言われています。アレルギー皮膚炎が原因で針が抜けてしまいます。
松や杉などの針葉樹の木くず(ウッドチップ)の床材(敷材)を使用している場合は広葉樹や草に変えるか、できれば紙製の床材(敷材)やペットシーツに変えましょう。

 

ハリネズミがかかる代表的な病気としてヒゼンダニによる疥癬症があります。すでにダニに寄生されているハリネズミから感染したり、床材やタオル、ペットショップなどで感染することもあります。
針の付け根の皮膚や目の周りにかさぶたのようなフケが発生したり、激しいかゆみや食欲低下などの症状がみられ、針が抜けている場合は疥癬症の可能性があります。
自然治癒はしませんので早急に動物病院で診察・治療を受けましょう。

 

ハリネズミの入浴時に石鹸やボディーソープなどを用いる場合、充分に洗い流されずに残った泡などから炎症を起こしてしまうことがあります。
石鹸などは必要ないのでお風呂に入れる時は水(お湯)で洗い流すだけにしましょう。
カルシウム(栄養)が足りない場合針が抜けやすくなることがあります。様々なハリネズミ専用フードが販売されていますが栄養価が低いものもあります。
ハリネズミに合ったフードを選択したり、カルシウムやタンパク質が多いコオロギやピンクマウスを補助食として与えるのも効果的です。 ハリネズミの成長の過程として大量に針が抜けることもあります。普段は1日に多くて10本程度の抜け方でも、突然40~50本抜けたりすることがあります。
これは「クイリング(Quilling)」と言われていて、赤ちゃんから大人になる時期に見られます。ハリネズミの生態でも詳しく解明されていないそうです。
およそ生後4ヶ月から6ヶ月頃に見られる場合が多いようです。一か所だけが抜けるのではなく、全身からまんべんなく針が抜けている場合はこのクイリングの可能性があります。
自然に抜針は収まりますので経過観察しましょう。
注意深く観察して異常や不安がある場合は動物病院で診てもらうようにしましょう。

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