コラム
ワンちゃん「狙い撃ち!老化のサイン」
桜が咲く時期が近づく今の季節は、卒業や転勤などのタイミングも相まって区切りの意識が強く感じられます。お年をとったワンちゃんがいるお宅では「次の桜を一緒に見よう」がしばしば励ましの言葉になるでしょう。ワンちゃんが年を取るペースは人間よりもずっと早く、いつまでも元気でいることを願っても、いつの間にか老化の足音は近づいてきます。そこで今回は、ワンちゃんの老化のサインを考えてみましょう。
そもそもワンちゃんのシニア期は、犬種によっても異なりますがおおよそ10歳頃からといわれています。そしてそれよりも前、中年期にあたる7歳ごろから老化のサインが出始めます。
まず見た目の変化として、毛艶や毛量の変化、体型の変化、口臭や目ヤニなどが見られます。行動の変化としては動きの鈍化、排泄に時間がかかったり粗相をしたりようになる、物にぶつかったり触られて過剰に反応したりするなどが見られます。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
まず動きが鈍ってしまうのは主に関節や筋力に問題を抱えていることが考えられます。粗相が増える原因(トイレの場所まで間に合わない)にもなりえますが、こちらは泌尿器のトラブルも考えられるでしょう。白内障などにより目が見えにくくなると物にぶつかったり、いきなり触られたと感じて過剰に反応したりするようになるでしょう。毛量や体型の変化は内臓疾患が影響していることもあります。口臭がある場合は歯石や歯周病に注意が必要です。
近年ワンちゃんもご長寿な子が多くいます。老化を止めることは難しいですが、症状やおうちの生活環境に合わせてできるだけ過ごしやすくしてあげることはできます。定期的な健康診断はもちろんのこと、すこしでも以前と違うなと思ったら病院に相談してみてくださいね。
