コラム

ワンちゃん 「手作りごはんと市販フード」

新型コロナも5類へ移行することになり、お出かけもしやすくなってきましたね。気候も良くピクニックするのもいいかもしれません。最近はワンちゃんと一緒に楽しめる施設も増えてきたのでワンちゃんと一緒にカフェやランチを楽しみたい人もいるでしょう。

 

ペットショップでは様々な種類のドッグフードが並んでいます。年齢や体の状態に合わせたものが各社から出ています。しかし、家族であるワンちゃんのご飯は飼い主さんの手で作りたい、という人もいます。一体どちらが良いのでしょうか。

 

結論から言えば、飼い主さんがどこまでできるかとワンちゃんの体調による、ということになります。

市販のドッグフードのメリットとしては、栄養バランスやカロリーがきちんと計算されているため、基本的にはパッケージに書かれた給与表に基づいてあげれば少なくとも栄養不足になることはまずありません。現在では肝臓病や腎臓病、肥満や高齢のワンちゃんのためなど様々なニーズに対応したものが販売されており、生涯を通して利用できるようになっています。デメリットとしては、特にドライタイプで言えることですが加工の過程でどうしても風味が飛んでしまいやすいためご飯を味気なく感じてしまう可能性、またいつも同じ見た目で飽きてしまう可能性などがあります。

一方の手作りフードのメリットとしては、特にドライフードと比べて水分量が多いため食べやすいこと、さまざまな材料でいろいろな料理を作れるため日々に彩りが生まれ、飽きにくいこと、また飼い主さんが作ったものをワンちゃんが喜んで食べてくれることでコミュニケーションの一環になるということが挙げられます。デメリットとしては、栄養価やカロリーを飼い主さん自身で管理しなくてはならないこと、また多くの場合人間用のキッチンでワンちゃんのご飯も作ることになるため、自宅で作っている際に玉ねぎなどワンちゃんが食べてはいけないものが混入するリスクがあることが挙げられます。

 

手作りごはんの手間については、一部でミールキットのような製品もあるようです。もし手作りであげたい場合はそうしたものの活用も考えつつ、栄養面や食べさせてはいけないものについて分からないことがあれば病院に相談するようにしましょう。