コラム

ワンちゃん 「止まらない、この痒み」

乾燥の季節が到来しました。鼻やのどだけではなく、皮膚にもダメージが大きいですね。保湿がうまくいかないとカサカサして痒みに悩まされるという方もいるでしょう。ワンちゃんも痒がっていないか心配になってしまいます。そこで今回は、ワンちゃんか体を痒がってフケも出てしまうとき、どんな病気が考えられるかみていきましょう。

 

そもそもフケとは、古い皮膚の細胞が剥がれ落ちる現象です。何らかの原因でスムーズなターンオーバーが行なわれなくなるとフケが増加することがあります。この原因の中には、乾燥や不適切なスキンケア、ストレスや感染が含まれます。

この冬の時期は特に、暖房器具の使用などによって皮膚の乾燥が進みフケとして剥がれ落ちてしまう‘カサカサ肌’が見られやすいです。

シャンプーの成分が肌に合わなかったり、回数が多すぎたりする場合にも皮膚へのダメージが進み痒みやフケが出ます。ワンちゃん専用のシャンプーを使い、基本的に月一回程度のシャンプーが良いでしょう。ただし、感染性の皮膚炎などで定期的なシャンプーが必要な子もいます。

ダニなどの寄生虫感染による皮膚炎も多くの場合強い痒みやフケが出ます。人間にうつることもあるので注意が必要です。皮膚糸状菌症は脱毛や大きめのフケが見られ、マラセチア皮膚炎はベタベタしたフケが見られます。

花粉や食べ物、環境によるアレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎は強い痒みから皮膚を掻きむしってフケが出やすくなります。

 

この時期はどうしても乾燥しやすくなってしまうので、おうちの中をしっかり加湿するとともにワンちゃんの皮膚の状態もよく見ておきましょう。今回挙げたもの以外でも皮膚に異常が出る病気は多くあるので、おかしいなと思ったらすぐに病院に来院するようにしましょう。