コラム
ワンちゃん 「今こそ注意!?水分補給」
ようやく過ごしやすい日々が続くようになりました。衣替えをどこまで進めようか悩む方も中にはいるかもしれません。煩わしい暑さから解放されてのびのびと過ごせるようになった今こそ、実は気を付けておきたいことがあります。
真夏ほど積極的に水分をとるように言われなくなるこの時期でも、日によっては気温が上がることがあります。とはいえ汗が止まらないなんてことは少ないためついつい飲む量が減ってしまいがちです。
ワンちゃんは人間のようにしっかり汗をかくことはありませんが、呼吸などにより水分を蒸発させることで体温を下げています。真夏は飼い主さんもワンちゃんと一緒にしっかり水分をとることを意識しやすいですが、秋を過ぎると少しその意識が下がってしまいます。
こんな時、起こりやすくなる病気が尿路結石や膀胱炎などの泌尿器疾患です。とる水分が減ると当然出ていくおしっこも減ります。おトイレの回数が減ってしまうこともあり、古いおしっこが膀胱の中に長く滞在することになり、ここに尿道などからの菌の侵入があったり結石ができやすい環境になっていたりすると膀胱炎になってしまいます。
膀胱炎や尿路結石になった場合、頻尿や血尿、排尿痛などの症状が出ます。特に結石の場合、石が尿管や尿道に詰まるとおしっこが出せなくなってしまい命にかかわります。対策として、石ができにくくなるような療法食を食べるようにしたり、充分な水分をとったりトイレの環境を整えたりしてこまめにおしっこが出せるようにすることが挙げられます。
結石については食事などによるおしっこのPHの変化の影響も大きいといわれています。定期的なおしっこの検査も結石や膀胱炎の兆候の早期発見につながる可能性があります。おうちのワンちゃんのおしっこに気になるところがあったらぜひ早めに病院に相談してくださいね。
