コラム
ネコちゃん「ネコさんと動物愛護」
9月は敬老の日、秋分の日と祝日が続きますが、実は、動物愛護の季節でもあります。「動物愛護管理法」という法律で、9月20日から26日は「動物愛護週間」と定められています。
動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めるため、国、地方自治体、関係団体などによって、普及啓発のイベントなどが開催されています。
法律では、ネコさんと一緒に生活するご家族の責任として、
・終生飼育
・近隣や周囲への配慮(糞尿、被毛、におい、鳴き声など)
・必要に応じて避妊去勢手術を行い、飼育崩壊を防ぐこと
・感染症や病気の知識を持つこと
・逸走や迷子の予防(室内飼育の推奨、マイクロチップの装着など)
などが挙げられています。
ちなみに、令和元年6月には動物愛護管理法が改正され、ペットショップなどで販売されるわんちゃんやネコさんのマイクロチップの装着、所有者情報の登録等が義務化されています。
ご家族がネコさんの習性や飼い方などの正しい知識を持ち、ネコさんにとって快適な生活環境やごはん、お水を提供して、健康管理を行い、ネコさんが健康で幸せに寿命を全うできるようにすることがご家族の責任です。
ネコさんの病気や、人獣共通感染症などの正しい知識を持ち、予防接種をはじめとする病気の予防を行い、ネコさんにとって最善の治療を選択してあげることは、ネコさんとご家族の双方の健康を守ることに繋がります。
ネコさんの健康管理について、日頃から栄養バランスのとれたごはんを食べて健康的な体型を保つことは、あらゆる病気の予防にとても大切です。
ネコさんの体型や肥満度について、BCS(ボディコンディションスコア)という指標が用いられることが一般的です。
BCSでは、ネコさんの肋骨、腰部、腹部の3つ部位を筋肉や脂肪のつき具合によって1~5の5段階で評価をします。
BCS1が痩せすぎ、BCS5が肥満など、数字が大きくなるほど脂肪が付着していることを示します。
BCSの数値と実際の体格や体重推移などをもとに、
・健康体重
・理想的な体格
・ごはんの種類や量
などを調整していきます。
例えば、成長期の子ネコさんなどはやや太め、避妊手術後のネコさんは太りやすくなる子が多いためBCS2〜3を目標に、お食事管理をしていくことがあります。
当院では、ネコさんの健康診断や予防に力を入れています。
年齢、活動量、発情、季節などによって必要なエネルギー量が変化するため、BCSを継続的に診ていくことがとても大切です。
おうちのネコさんの健康管理について、ご心配なことや、ごはんや生活環境について分からないことがございましたら、ご相談ください。
